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　11月29日（土）、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ストゥディオアルテ（体験工房）にて、第21回アルテ〇〇の学校を開催しました。テーマは「福亀」、ゲストには上美唄開拓の農家のお母さん3人グループ「ひふみ会」の皆さまをお迎えして、「長寿」「安定」などの象徴である亀の形に編む「福亀」の作り方を教えていただきました。

　この日、参加者の皆さんの席には、材料となる稲わらの束が用意されていました。この稲わらは美唄の田んぼで育ち、刈り取り後に日焼けしないように気を付けながら干して乾燥させ、ゴミを取り除き、長さをそろえて束ねて…と、手間と時間をかけて用意されたものです。これらの稲わらを編んで、ひとりひとつずつ福亀を形作っていきます。口頭では説明しにくいため、ひふみ会の皆さんが参加者さんの元へ行き、実際に手元の動きを見てもらいながら、作業を進めていきました。

　約2時間後、それぞれ個性豊かな福亀が完成！今年の稲わらを使って、人の手で作り上げた福亀はどれも立派で神々しく見えました。

　ランチタイムには、美唄のお米（ゆめぴりか、ななつぼし）を使った塩むすびと豚汁、そして、ひふみ会の皆さんが差し入れてくださった手作りのお漬物で、おいしく楽しい時間を過ごしました。参加者の皆さんからは「また作りたい！」「お米もおいしい！」と弾んだ声がたくさん聞こえてきましたよ。ひふみ会の皆さま、準備から指導までお付き合いいただき、ありがとうございました！