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　ただ今、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄のギャラリー（木造校舎2階）では、2つの展覧会を開催中です。

　展示室Ａで開催していますのは、「黒川絵里奈＆tacae二人展～the gift of dream」。切り絵ART作家の黒川絵里奈さん（切り絵作品）とフリーフォトグラファーのtacaeさん（写真）のコラボレーション展示です。

　黒川さんとtacaeさんは、事前に何度もアルテピアッツァ美唄に足を運び、どんな空間を創ろうかと試行錯誤を重ねたそうです。作品そのものはもちろんのこと、組み合わせ方や配置など、細かいところまで調和を考えて、丁寧に空間が創られていることがわかります。軽やかな色合いと繊細さがこの季節にもぴったりです。

　お隣の展示室Bでは、小松美月個展「いとしい日々について」を開催しています。小松美月さんは北海道教育大学岩見沢校の油彩画研究室に所属されています大学院生です。何気ない日常を描いた作品は、どこか懐かしく、見ていると、じんわりと温かい気持ちになります。小松さんの「いとしい日々を思うことで、今を大切にできますように」という言葉のとおり、当たり前の日々が、どんなに幸せなことかを気づかせてくれるような作品たちです。

　どちらも5月15日（水）15:00までの展示です。※14日（火）は休館日。皆さま、ぜひお越しください。