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　今日の午前中は、雨がしとしと降っていました。連休中、多くの方で賑わった安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄も静かな1日です。

　5月4日、5日には、当館主催の「『炭山の碑』の記憶展」の関連企画、「『炭山の碑』の記憶ツアー」と題したバスツアーを行いました（写真はツアーの様子）。アルテピアッツァ美唄のスタッフによるガイドで、炭山の碑や立坑やぐらのある炭鉱メモリアル森林公園をめぐるこのツアー、2日間で延べ50名ほどの方にご参加いただき、参加者から「美唄はこんなに貴重な財産があるんだね」「今回のツアーをきっかけに、ずっと行きたかった炭山の碑まで行くことができてよかった」といった感想が聞かれました。

　土地の記憶や先人たちの想いを大切に繋いでいくことは、アルテピアッツァ美唄の役割のひとつです。今回、パネル展示、特別対談やバスツアーといくつかの機会を通して、炭山の碑が創られた背景や人々の想いについて、たくさんの方とお話しできたことは私たちスタッフの大きな財産にもなりました。

　「『炭山の碑』の記憶展」は5月6日に無事最終日を迎えることができました。企画展や関連企画にご参加、ご協力くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。