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　2025年の「イサム・ノグチ賞」に安田侃さんが選ばれました！この賞は「ノグチの革新精神、限りない想像力、そして妥協を許さない創造性への献身を共有する、卓越した功績を持つ個人を表彰する（イサム・ノグチ財団 庭園美術館HPより）」もので、11月17日にアメリカ・ニューヨークで授賞式が行われました。

　安田さんはイサム・ノグチ氏と1974年にイタリアの石工ジョルジョ・アンジェリ親方の工房で出会い、1986年イサム・ノグチ氏がヴェネツィア・ビエンナーレのアメリカ代表に選出された際にも安田さんが手伝いを依頼されて同行しています。授賞式で、安田さんはイサム・ノグチ氏といくつかのエピソードを紹介しながら「ずっと憧れていたこの賞をいただけて、本当に嬉しいです」と話しました。

　受賞理由を読むと、「彼の故郷の北海道にある『安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄』は、札幌にあるノグチの『モエレ沼公園』に匹敵する、先見の明のある存在だ」という文章に続いて、「kanはノグチの境界を越えた創造性という理想を継承し、国際的な遺産を築き続けている」と書かれています。安田侃さん、この度は「イサム・ノグチ賞」受賞おめでとうございます！