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模型展のギャラリートーク、大盛況でした!

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 11月9日の土曜日、安田侃彫刻美術館 アルテピアッッア美唄のギャラリー(木造校舎)にて、現在開催中の「齊藤靖則模型展」の模型作者であり、元炭鉱マンの齊藤靖則さん、聞き手に酒井裕司さん(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団)をお招きしてギャラリートークを開催しました。会場となった展示室には25名の方がお越しくださいました!

 精巧に作られた炭鉱関連施設の模型が、展示室にずらりと展示される中、立坑櫓(地下層の石炭採掘のために使用するエレベーターのようなもの)の模型の前で、齊藤さんが石炭の採炭現場のことや立坑の役割、実際に立坑で採炭現場へ行ったことのお話を聞かせてくださいました。
 
 齊藤さんが行ったこと、見たことがない建物の模型を作成する時は、建物の写真を手掛かりとして図面を一から起こすことから始めます。中でも、幌内炭鉱変電所の作品の高さは、計測するのに写真に写るレンガの数をひとつひとつ数えたのだそうです。緻密な作品の裏には、気の遠くなるようなご苦労があったのだと、あらためて驚きました。

 また、「(作り続けるうちに)だんたんとテクニックが身についた」とのことで、最初の頃と最近の作品では仕上げが変わっています。会場では、偶然にも一番最初の作品(変電所)と最新の作品(三井砂川立坑)が向い合せで展示していますので、会場にお越しの際にはぜひ見比べてみてください。
 この模型展は、11月25日(月)17時までです。みなさまのお越しをお待ちしています。
  
 

 

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入場料

無 料
(任意による寄附をお願いします)

駐車場

無 料

第1.2駐車場
140台
身障者用駐車場
7台
カフェ駐車場
25台

開館時間

水~月曜日
9:00~17:00

休館日

毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日