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　ただ今、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー（木造校舎2階）では、「齊藤靖則模型展」を開催しています。

　今回は、三笠市在住の元炭鉱マン齊藤靖則さんが製作した模型20点を展示。中には、アルテピアッツァ美唄の木造校舎（旧美唄市立栄小学校）を当時のまま復元した模型もあり、炭鉱全盛期1250人が通った学び舎が見事に再現されています。

　2005年から炭鉱関係施設を中心に模型を作り続けている齊藤さんですが、これまでの15年間で作った模型は70点以上にも及びます。今も現存する建物は直接実測して、今は無い建物は写真などを見ながらひとつひとつ製図し、模型を作っているそうで、完成した精巧な模型からは、当時の雰囲気だけでなく、そこに流れてきた時間も感じられるほどです。どれも思わず見入ってしまいますので、時間をたっぷりとってお越しください。11月25日 (月)17:00までの開催です。※火曜日は休館日です。

　また、11月9日（土）13:30から、作者の齊藤さん、聞き手に酒井裕司さん（ＮＰＯ法人炭鉱の記憶推進事業団）をお招きして、ギャラリートークを行います。実際に模型を見ながら、炭鉱のことや模型製作のことなど、解説をしていただく予定です。貴重な機会ですのでこちらも是非ご参加ください。お待ちしております！