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　今年も「おかえりなさい」の気持ちを込めて、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄のギャラリー（木造校舎2階）では、「思い出の炭鉱写真展」を開催しています。

　アルテピアッツァ美唄は、炭鉱町の小学校だった「美唄市立栄小学校」の跡地に創られました。美唄が炭鉱で栄えた頃、この地域の小学校として、多くの子どもたちが通っていましたが、炭鉱閉山後、多くの人が様々な事情でこの地を離れたことにより、1981年3月に閉校しています。そんな激動の時代の波を乗り越えて、今、この土地にはアルテピアッツァ美唄があります。

　積み重ねられた時の記憶は、アルテの空間にとって、大切なものです。会場には、その時代の人々の暮らしや風景など懐かしい写真に加え、地域ごとに大きな白地図を掲示してます。この白地図に、みなさんの思い出やメッセージをぜひ書き残してください。その記憶をより確かなものにして、次世代に繋いでいけたらと思っています。

　8月19日（月）17：00までの展示です。※毎週火曜は休館日ですが、8月13日（火）はお盆期間中につき開館しております。8月10日（土）には「炭鉱映像館」、8月13日（火）には「アルテの盆踊り」を行いますので、ぜひこちらもご参加ください。