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　ある日、水の広場の丘から「やっほ～！」と元気な声が聞こえてきました。広場のお散歩から、美唄市立栄幼稚園の園児たちが戻ってきたところでした。木造校舎1階の園舎で待っている園長先生を見つけて、「えんちょうせんせーい、やっほ～！」と、さらに大きな声で。

　丘を駆け下り、園長先生のもとまでやってくると、園児たちは「リスがいたよ！」「カエルがいた～」と口々に見つけたものを報告していました。なかには「セグロセキレイがいた！」と鳥の名前まで教えてくれる子も。

　緑が濃くなり、動植物が生き生きとするこの時期、園児たちが自然に触れて、歓声をあげる場面をよく見かけます。彫刻のある広場の中で、木の葉や枝を拾ったり、虫や小動物を見つけたり…この経験が、園児たちの中にどんなふうに残っていくのでしょうね。