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　今、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄の敷地内を歩くと「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ…」という大きな虫の声が聞こえます。エゾハルゼミの鳴き声です。北海道外からのお客さまには「こんな時期にセミ？」と聞かれることもありますが、北海道では広く生息していて、5月下旬から7月頃に鳴いています。

　アイヌ語でセミのことを「ヤキ」と言い、エゾハルゼミの鳴き声に由来しているとも言われています。確かに「ミョーキン、ミョーキン」が「ヤーキ、ヤーキ」とも聞こえます。

　この鳴き声が聞こえたら、北海道の短い夏ももうすぐです。