第10回マルマルは(ア)(ス)(パ)(ラ)

アスパラの学校

アルテ〇〇の学校 Vol.10

ゲスト:内山裕史さん

日時
2017年7月29日(土)
場所
ストゥディオアルテ(体験工房)

 7月29日(土)、「アルテ〇〇の学校 第10回マルマルは(ア)(ス)(パ)(ラ)」をストゥディオアルテ(体験工房)にて開催しました。
 ゲストには美唄でアスパラなどを生産しているうちやま農園の3代目、内山裕史さん。お話の前に、早速その日の朝採れた新鮮なアスパラを生で試食。調理しなくてもおいしく食べられることにみなさん驚いていました。

 甘くて柔らかいアスパラは、美唄の泥炭地による有機的な土壌と、北海道ならではの寒暖の差や雪冷房がもたらす恩恵だそうです。自身が脱サラして農園を引き継いだことや、生産したものを自分たちで選果、出荷まで手を掛けるに至った経緯など熱のこもったお話をいただきました。アスパラづくりの専門的なお話も、たくさんある品種から、土や栽培方法、気候の変化によってどのように味や触感などが変わるか、など、次にアスパラを食べるのが楽しみになるお話ばかり。その知識はうちやま農園が50年以上農場に携わってきた経験と技術があってこそ。すべてが手作業、細かい作業の積み重ね、と語る内山さんからはアスパラへの愛情が感じられました。

 最後に参加者からの質問では、うちやま農園の冬の過ごし方や、家庭菜園のアドバイスなど活発に発言が飛び交い終始アットホームな雰囲気でした。内山さん、貴重なお話をいただきありがとうございました。