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第17回アルテの森語り

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12月22日 12月22日(日)冬至、アルテピアッツァ美唄内カフェアルテでは、第17回「アルテの森語り」が開催されました。1年で最も昼間が短いこの日、開演時間の16時半にはもう辺りは暗く、会場となるカフェでは柔らかな灯りがお客様をお迎えしていました。
 ぱちぱちとストーブから薪の燃える音が聞こえる中、朗読がスタート。今回は、ゲストとして、朝日カルチャー安藤教室から木村郭子さん、秋谷巳樹代さん、館田幸子さんにお越しいただきました。朗読された宮沢賢治著「なめとこ山の熊」は熊の気持ちや言葉がわかるようになった熊打ちの小十郎となめとこ山に住む熊のお話です。木村さん、秋谷さん、館田さんの3人で、小十郎、かわいい小熊、おだやかな母熊、荒物屋の主人、語り…それぞれ演じ分け、息の合った朗読を披露してくださいました。
 続いて、磯田憲一さんによる朗読は藤沢周平著「小ぬか雨」。心が通じながらも結ばれない男女を描いた物語で、切ない結末に目を閉じて、じっとうつむいて聞かれている方も多くいらっしゃいました。
 12月22日朗読終了後の交流会では、「風邪を引きませんように」と振る舞われた冬至かぼちゃ、差入れていただいたお漬物やくだもの、ケーキなどを食べながら、わいわいと楽しい時間を過ごしました。また、冬至の森語りの恒例となりつつあります“餅つき”が行われ、出演者もお客さまもアルテのスタッフも、みんなで餅をつきました。つきたての温かいお餅(美唄産のもち米でした!)に「やっぱり、つきたては違うね~」という声があちこちで聞こえ、体も心もぽかぽかになった夜でした。

 夏至、十五夜、冬至と、季節の節目ごとに行っています「アルテの森語り」、今回は今年最後の森語りでした。12月22日出演してくださったみなさん、参加してくださったみなさん、森語り開催にあたり、毎度協力してくださったみなさん、今年1年ありがとうございました。また来年の開催が決まりましたら、ホームページやブログでお知らせしますので、お楽しみに…!

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カテゴリー

入場料

無 料
(任意による寄附をお願いします)

駐車場

無 料

第1.2駐車場
140台
身障者用駐車場
7台
カフェ駐車場
25台

開館時間

水~月曜日
9:00~17:00

休館日

毎週火曜
祝日の翌日(日曜は除く)
12月31日~1月3日