2004年

2004年12月26日

2004年も残すところあと数日となりました。
 今年は雪も少なく暖かい冬が続いていて、野外に置かれているたまごの作品も雪に埋もれてしまうことなく、その姿の一部を見せています。
 先日、横浜などから訪れた仲良し4人娘は、初めて見る雪の空間に歓声をあげています。高校時代の同級生だそうで、そのうち1人は現在札幌に住んでいるとか。夏に放送された『課外授業 ようこそ先輩』を見て、「絶対に行こう!」と心に決めていたそうです。 続きを読む

2004年11月27日

nana 午後3時30分。台風、大雨、猛吹雪…、よほどのことがない限り、この時間になると決まって現れるのが、赤いバンダナがトレードマークの「ナナ」と、飼い主の坂本さんです。
 ナナは今17才の雌犬で、もう、かなりのお婆ちゃんですが、彫刻やベンチに座ったり、途中ひと休みしながら1時間くらいは芝生の上を歩き回っています。 続きを読む

2004年10月31日

 栄幼稚園開園50周年の式典が行われた今日、ホールには「50さいのおたんじょうびおめでとう」の文字が飾られていて、いつもよりちょっぴりおめかしをした35人も父母や来賓のみなさんに囲まれて、さすがに緊張の面持ちです。 続きを読む

2004年10月6日

 秋。桂の葉はほぼ落ちきり、桜、ナナカマド、イチョウなどが色づき始めて雪虫も浮遊し始めたアルテピアッツァ。小径を散策するとドングリや松ぼっくりが落ちていて、エゾリスたちにとっても忙しい季節となりました。
 数日前、『校歌フォーエバー』というラジオ番組で美唄市立栄小学校の校歌がリクエストされました。 続きを読む

2004年9月7日

 音の広場のクマザサに囲まれた静かな場所に、突如天から舞い降りてきたように「天秘」が出現しました。
 直径が3メートルもある黒い円盤形の物体は、その場所にずっと以前から密やかに佇んでいたようにも見えますし、どこか異次元の世界から迷い込んできたかのようでもあります。 続きを読む

2004年8月9日

「出来れば窓を閉めましょう」
 30度を超える暑さのなかアートスペース(旧体育館)では、ふしぎヒコーキインストラクターの飯島実さんを招いての体験学習が開かれました。
発砲スチロールの薄いシートで作った様々な「かたち」が、彫刻の上にふわふわ、ゆらゆらと降りそそぎ、時には彫刻のあいだを滑るようにすり抜けます。 続きを読む

2004年7月15日

 「ガラガラ…」。
 夏のこの季節に出勤して一番はじめにすることは、窓を開け放つこと。
 全部の窓を開けると、私たちの親指くらいの大きさはあるのではないかというスズメバチや大小さまざまな虫たちが進入してくるので、網戸が入っている限られた数の窓しか開けられませんが、それでも二十数カ所ある窓をひとつずつ開けてゆくと、外の爽やかな風がすぅ~っと流れ込んできて、一晩眠っていた建物が風の力を借りて少しずつ目覚めてゆくような感覚があります。 続きを読む

2004年6月18日

 ニセアカシヤの甘ぁ~い香りが漂い、ルピナス(登りふじ)が紫色の花を咲かせて、北海道に6月が訪れたことを知らせてくれています。
 アルテピアッツァには、2年前から3月、6月、9月、12月と、決まって年に4回立ち寄ってくださる方がいらっしゃいます。
 かつて炭鉱住宅が建ち並んでいたこの界隈に家があり、栄小学校の始業のチャイムが鳴り始めてから駆けだしてもなんとか間に合うくらいの距離。小学校とともに暮らしがあったこの男性自身は50代で東京在住、実家も既にこの町にはないそうです。 続きを読む

2004年5月24日

 緑が芽吹き、桂やポプラの葉もどんどん立派になってきた5月の夕暮れ。
いつもなら「ゲコゲコ、ゲコゲコ」と蛙の独壇場になる広場が、今日ばかりはアートスペースからの笑い声と拍手に押されて、すっかり静まりかえっています。
「永六輔・神田山陽『ふたり会』」が開催され、平日の午後7時が開演だったにもかかわらず、市民を中心に詰めかけた300人以上の方が、永さんの軽妙な話術と神田さんの講談に会場はまさに笑いの渦。 続きを読む

2004年5月2日

 ギャラリーで今日から始まった「萬来舎写真展」。
展覧会オープニングに際し安田侃の講演会「イサム・ノグチの思いで」も開催され、500人を超す方々が詰めか掛けてくださいました。
 ある種の高揚感を湛え熱気に包まれた会場で、安田さんの飾らない言葉で語られるイサム・ノグチは、時間を越えて残るもののなかにこそ「真実」があるのではないか、という想いを強く持っていたようです。 続きを読む

2004年4月25日

 4月も下旬。ようやく、ほぼ雪が融け、日々の陽光で芝生の緑も少しずつ色濃くなってきていたアルテピアッツァでしたが、昨晩から今朝にかけて降った数センチの雪で一面真っ白になり、更に午前中いっぱいは雪が降ったり止んだりを繰り返しています。
 時には数十メートル先が見えなくなるほどのぼたん雪が、フワフワ…ではなく、水分をたっぷり含んでまるでみぞれのようにサーッと降ったかと思うと、突然に雲間から春の日射しが降りそそぎ、辺りをまぶしいくらいに照らします。 続きを読む

2004年4月11日

 昨日まで一面を覆っていた雪がぐんぐん融けて、数時間前までは白かった場所からみるみる芝生が顔を覗かせています。
…とは云っても、半年間雪の下で春の訪れをじっと待っていたのですから、突然に緑色が見え出したわけではなく、ビショビショの茶色い箇所の面積が増えてきたに過ぎません。 続きを読む

2004年3月19日

「また冬に逆戻りですね」近隣の町からやって来た方々は3月だというのに一晩のうちに20センチほども積もって、今もひっきりなしに降り続ける雪を見つめて苦笑いをしながら、コートに付いた雪をパンパンッと払います。
 数日前から黄砂の影響もあって雪の表面が茶色っぽくなっていましたが、朝には白くてやわらかそうなふわふわにすっぽり包まれていて風景が一変しました。 続きを読む

2004年2月22日

 朝からものすごい勢いでベタ雪が降っています。
降っているというより、むしろ「落ちてくる」という形容がぴったりするような天候で、水気をたっぷり含んだ重たい雪が次から次へと止めどなく真っ直ぐに落ちてきて、見る見るうちに積もります。 続きを読む

2004年1月30日

 アルテピアッツァのギャラリーでは今、市内に三つある市立幼稚園の園児のみなさんの自由画展を開催しています。
 生活発表会でおともだちと一緒に歌ったり遊戯をしている絵や、絵の具の鮮やかな色が印象的な対称画、折り紙を使った紅葉や雪だるま…。
窓外には雪と裸木によって墨絵のような風景が拡がっていますが、教室を利用した展示室内にはさまざまな色が溢れています。
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2004年1月7日

 2004年の幕開けです。
約1週間の年末年始休館後のギャラリーは、「もしかすると外よりも寒いのでは?」と思ってしまうほどの厳しい冷え込みで、二重窓も見事に凍りつき1枚1枚がそれぞれ違った模様を施したくもりガラスのようになっています。吐く息は白く、触れるもの全てがとことん冷えていて、ドアの取っ手、階段の手すりやストーブのスイッチ…。そのどれもが簡単には温もりを取り戻しそうにありません。 続きを読む

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