2003年

2003年12月10日

03_12 「今年は雪が遅くていいねぇ」などと呑気なことを言っていましたが、数日前から一気に大雪原。白い風景が拡がる季節になり、今年もカレンダーが出来上がりました。……といっても、このカレンダーは、札幌市在住の写真家・並木博夫氏が個人的に制作しているもので、アルテピアッツァとして作っているものではないのです。 続きを読む

2003年11月13日

 わずかなプラタナスの葉が木の枝にしがみついて揺れている晩秋。今年もいよいよ冬が間近に迫っています。アルテピアッツァを取り囲む山々も広葉樹の殆んどは葉を落とし、緑が茂っていた時とはすっかり様子が変わってどこか厳しい表情です。
 そんな中にあってカラマツの黄葉がひときわ美しく、秋の澄んだ光に照らされて金色に輝いて山を彩ります。針葉樹たちの黄葉はその1本1本が細く儚げで、光に透けて独特の輝きを放ち、私たちの目を楽しませてくれます。 続きを読む

2003年10月16日

 すっかり色づき、赤や黄色に染め分けられた木の葉が秋の陽射しに輝いている今日、栄幼稚園では恒例の「やきいも会」がありました。
園児たちは朝から桜やイチョウ、もみじの葉を集めるのに大忙し。あっちの木の下こっちの木の下、なかには自分の手のひらよりも大きな葉を拾って来る子もいます。 続きを読む

2003年9月23日

 今日は秋分の日。例年より寒かった夏の影響もあってか、アルテピアッツァの木々のなかでも桜や紅葉の葉が赤く色づき始めていて、来訪者のみなさんも秋が深まった時の様子などを想像し、裏山がすっかり秋色になった頃にもう一度。という想いを募らせているみたいです。 続きを読む

2003年8月31日

 「ねぇ、ねぇ、先生! ここは、どうやればイイのぉ~っ?」
今日は日曜日だというのに階下から、元気な声が聞こえてきます。
その声に誘われて栄幼稚園にお邪魔すると、毎日元気に遊んでいる見慣れた園児のほかにも、お父さんやお母さん、園児のお兄ちゃんや妹…、とにかくいつもの3倍くらい、100人ほどで賑わっています。 続きを読む

2003年8月2日

 夕暮れの時。透明感のある美しい光が斜めに差し込んで雨にぬれた芝生に注ぎこみ、水を湛えた緑が匂いたつように深く、濃く輝いています。
そんな美しい光に包まれて1羽のカラスが悠然と水浴びをしている姿を見ていると、なんだか時間が止まったような静けさで、この2ヶ月の出来事が夢だったのではないかと思うほどです。 続きを読む

2003年7月3日

03_071s「本日は楽しみにして参りました」
というお言葉に始まり、「本当に良いものを創られましたね。これからもずっと、この場所を守ってくださいね。」というお言葉を残して1時 間余りをアルテピアッツァで過ごされた両陛下のお姿に、何か言葉では言い尽くせない感動を覚えた貴重な時間でした。

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2003年6月7日

 さわやかな風が吹き抜ける6月の北海道。03_061
アルテピアッツァでは、「安田侃の世界」展のオープニングセレモニー、アルテピアッツァ美唄フェスティバルが開催され、栄幼稚園の園庭に美唄名物のやきとり、とりめしなどの露店を出し、市民や道外からのお客様も含め500人ほどの人で賑わいました。 続きを読む

2003年5月30日

 アルテピアッツァの風景が今、大きく変化しています。
昨年の秋までに3分の2ほど完成していた「天翔の丘」も、ようやく全面芝生の丘となり、まさに緑に抱かれた空間となりました。
丘に登って眼下に広がる緑を望むと、彫刻と木々が絶妙のバランスを保って点在し、木造の旧校舎の一部と体育館がどこか懐かしい雰囲気をたたえて建っています。 続きを読む

2003年5月3日

 アルテピアッツァの芝生に立つ低木に白い花が咲いています。
北海道に春を告げる花。こぶしです。
 昨年の夏に移植した1本が、6枚の花弁をひらいて風に揺れています。 続きを読む

2003年4月14日

 「今朝、札幌では霧雨のような細かい雨が降っていたので、アルテピアッツァも良い雰囲気なんじゃないかと思って」
と、カメラ片手に‥‥、いえいえ、片手になどという気軽な雰囲気ではなく、機材を持ち込み熱心にシャッターを切っている方が2名。
そぼ降る雨の中をあっちから1枚、こっちの場所からまた1枚、と、まだまだ堅雪が残る広場を歩き回っています。 続きを読む

2003年3月16日

 ガラガラガラ…。静かに、おそるおそる引き戸が開く音。と同時にそれまでの躊躇やためらいを忘れて「いやぁっ! 懐かしっ! ちょっと。あらぁっ!」よくとおる声。事務室から出てゆくと、声の主は開け放たれた引き戸の向こうにチョコンと立ち、白い息を吐きながら「見せてもらってもいいんだろうか?」「ええ、勿論です。どうぞ、どうぞ」「ちょっとぉっ! 見せてもらえるんだと、ホレ、おいで、おいで。はい、ごめんください」 続きを読む

2003年2月20日

 今朝の気温は氷点下15度。       

雲ひとつない真っ青な空に、自分の吐く息が白い雲のように吸い込まれてゆき、ギャラリーの窓にはシバレる朝にだけ見られる氷の紋様。素肌に刺さるような痛みとなって感じられる寒さは、「北海道の春はまだまだ先だぞ」とでも言いたげです。 続きを読む

2003年2月8日

 今日、冬のアルテピアッツァを楽しまれた来訪者の方から、嬉しい便りが届きました。
 雪の中を歩くことを想定して、深めの靴を買ってと思っていたのですが、手ごろなものが見つからずに、普段のまま行きました。でも、自分の思っていた深めの靴では歯が立たなかったと思われます。 続きを読む

2003年1月10日

 午後3時半。窓の向こうから射す光の気配に視線を上げると、さっきまでひたすらに降っていた雪がやみ、やわらかな光が雪原を照らしています。
冬の陽射しはどこか優しい印象を与え、裸木に積もった雪や葉を落とした木そのものの姿を包みこむようにしながら影を落とします。 続きを読む

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