アルテ便り

2003年9月23日

 今日は秋分の日。例年より寒かった夏の影響もあってか、アルテピアッツァの木々のなかでも桜や紅葉の葉が赤く色づき始めていて、来訪者のみなさんも秋が深まった時の様子などを想像し、裏山がすっかり秋色になった頃にもう一度。という想いを募らせているみたいです。
 「紅葉の見ごろはいつくらいでしょうかねぇ?」と尋ねられ、例年であれば10月の初旬から中旬にかけてが特に美しいけれど、今年はもう少し早めに色づくのではないかとお答えすると、「どんな色合いに染め分けられるのか?」と訊かれます。
 これには少々戸惑います。この場所での秋も5度目を迎えますが、より黄色が映えている年もあれば赤が際立っている年もあり、その美しさは自然が作りあげたものであり、私たちはただひたすらに日々色づいてゆく様を見つめていることしか出来ません。
 美しく染め分けられたと思っていた途端に雨に打たれたり強風に葉が一斉に落ちてしまったり、その美しさは本当に儚いものです。
 7月3日の両陛下ご訪問の折、安田さんの「秋には紅葉が美しく…」の説明に「赤かしら。黄色かしら。」と美智子妃殿下も想いを馳せていらっしゃった紅葉の季節が、じんわりと近づいてきています。
 今年の秋は、どんな色に染まるでしょうか。

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